松尾画報

辺境のカンガルーの近況

鴨川デルタ

せっかくなので、京都市のお花見の聖地・鴨川ネタでもう少々。

北から南までいろんな表情がある鴨川ですが、

やはり「鴨川デルタ」は心踊るものがありますね。

京阪電車の終着駅・出町柳のすぐそばですね。

 

大原・八瀬方面から流れてくる東の高野川と、

上賀茂方面から流れてくる西の賀茂川が合流して、

ここで鴨川となって市街中心部へと流れていきます。

せせこましい京都市内には珍しく、すかっと空が抜けてるんですよね。

 

京大や同志社大が近いので、学生を中心に若い人がたくさんいます。

楽器演奏したり、パントマイムの練習したり、円陣組んで盛り上がってたり。

ファミリー層も負けじと(?)、飛び石を渡ったり、水遊びしたり。

花見の時期なんてもう人だかりです。

 

そこまで広くないんですが、連絡を取り合わないとなかなか集合できません。

左岸にいるのか、右岸にいるのか、三角州にいるのか。

橋の側にいるって言っても、賀茂川側の橋なのか、高野川側の橋なのか

少し南の加茂大橋なのか、はたまた少し北の葵橋なのか。

 

合流からの移動や解散もまたドラマ性があっていいですね。

日中に鴨川デルタを目指してみんなが集まってきて、

日が暮れてじゃあどこで飲みなおそうかと移動するとき、

東西南北、どこもそれぞれに雰囲気が違う街が広がってて選択の余地があります。

 

結婚式披露宴とか、1.5次会みたいとでもいいますか、

にぎやかなパーティ(しかも二次会あり)、って感じなんですよね。

映画の撮影でもちょこちょこ使われてますし、

好きな人多いと思うんですよねえ、鴨川デルタ。

 

 

まぁ、全部、私の個人的な感想ですけど。

実際に見に来たら「ただの河原やんけしょーもない」ってなるかもですけど。

近くにある下鴨神社を見に行った際にでも、ついでにどうぞ。

わざわざ行くほどではないけど、ついでに行くならまぁ。ねぇ。