松尾画報

辺境のカンガルーの近況

貴重な体験

クライアントさんの入社式に行ってきました。

記録用の取材ですね、メモリアルな行事ですから。

グループ会社も含めて役員全員が出席し、なかなかに緊張感があります。

 

その式のリハーサルでのひとコマ。

リハーサルをひと通り終えて、何か意見がないか募る先輩社員さん。

新入社員の一人がびっと手を挙げ、意見を言います。

 

 

 

新入社員の整列の仕方を変えた方がいいと思うんです。

この並び方だと、新入社員紹介のスクリーンが見えにくいので。

同僚の紹介は見たいですし、同僚にも見てもらいたいと思います。

 

 

 

なるほど、たしかに一理ある意見ではあります。

けど紹介スクリーンは、まずは役員さんの見やすさを考えないとなぁ…。

本番直前に行動を変えるっていうのもリスキーだなぁ…。

 

なんて思っていると、先輩社員、私と同じような意見で諭します。

さらに、先輩らしくもう少し厳しめに意見してきます。

「できるならいいよ。でも今から全員切り替えられるかな?できるならいいんだけどね」

 

おぉ、さすがに指導慣れしてるなぁ、と感心してみてたんですが、

意見した新入社員さんもなかなか引かず、別のある新入社員さんは戸惑いの表情。

なかなかに緊張したぴりっとした空気が流れました。

 

結局、変更案は却下されて、もともと決まってた整列で式は進んだんですが。

意見する方もされる方も、勇気がいりますよねぇ、ああいうのって。

切磋琢磨して、成長していってほしいと思います。

 

部外者というか、外注業者なんですけどね、私。

2年連続で入社式見てると、ちょっと親のような気持ちです。

大きい会社なのでなかなか会わないんですけど、去年入社の皆さんは元気かなぁ。

 

 

 

たしか去年も書いたよなぁ、入社式の記事、

と思って過去記事を見ていると、ありました。

2018年4月の記事。しかも、そこでも書いてましたね。

 

「去年も書いた気がするな、こんな感じの記事…」と。

 

どうしたもんでしょうか、私のこの記憶力。

若い新入社員さんたちがうらやましくてたまりません。

あぁ、若返りたい。