松尾画報

辺境のカンガルーの近況

かきわける

年度が変わったので、保育園に通う娘のクラスも変わります。

クレヨンやらお絵描き帳やら粘土やら、新しい道具がちらほら。

ペン類には一本一本、名前付きステッカーを貼っていきます。

娘もなんだか楽しみなようです。わくわく。

 

新年度の初登園日。

あぁ、下駄箱はここに変わるのね、ハンガーはこっちね。

ひとつひとつ確認していきます。新年度ですから。

そして、いざ新しい教室へ。

 

がらっと扉を開けたら、そこはとんでもないカオス。

飛び跳ねる園児たち、歌いまくる園児たち、床一面に敷かれたおもちゃの鉄道レール。

あれ、こんな元気のいい子たちばっかりだっけ…?

教室、間違っちゃったかな?いや、ここだよねぇ…。

 

よく見ると、元気な園児たちはみんな園指定の制服姿。

あぁ、年長さんだか年中さんだか、年上のクラスの子と一緒の教室なんですね。

9時になったらそれぞれの教室に移動するそうですが、

それまでは数クラス混合で見さしていただいてます、とのこと。

 

まあ、それもいい経験になるだろう、とも思いますよね。

年下の子がかわいいんでしょう、翌日からうちの娘に質問攻めです。

ねぇ、お名前なんていうのー!?連絡帳こっちだよー!あっち行って遊ぼー!

きょとーんとしてます、うちの娘。内弁慶。

 

私にも容赦なくスキンシップの嵐です。

毎日、子供たちをかきわけるようにして、娘のロッカーに向かってます。

あ、ちょっと、カバン引っ張っぱっちゃだめ。

こらこら、おもちゃをポケットに入れてくるのやめて。

 

毎日、朝からなかなかの消耗具合です。

同じクラスの親御さんたちも、心持ちいつもより疲れてそうな雰囲気。

しっかり朝ごはん食べて、気合い入れて保育園に向かう必要がありますね。

子どもとともに、親も成長する必要があるなぁ、と思う日々です。