松尾画報

辺境のカンガルーの近況

平成半ばの花見

大学2回生のときだったか3回生のときだったか忘れましたけど、

所属していた音楽サークルで、新入生歓迎花見をしました。

もちろん鴨川で。今も昔も、鴨川でばっか花見してます。

 

新入生歓迎花見とはいえ、新入生なんてほとんど来ないんですよね。

なにせ新学期が始まってすぐですから、見学者がくるのはまだまだ先。

参加してる新入生は、早くもサークル加入を決めた波長の合う子ばかり。

 

そんな感じなので、まあ言ってしまえばただの飲み会です。

いつものメンバーが家や居酒屋を飛び出して、河原で飲んでるだけ。

新入生をもてなさなきゃ!みたいな緊張感は一切ありません。

 

すごくいい天気で、花見の季節にしてはものすごく暖かくて、

とある先輩がタンクトップになったのをよく覚えてるんですよね。

リラックスしすぎやろー、なんて皆で言ってたのを覚えています。

 

けど、今思い返せばなかなかレアな体験ですね、これ。

花見時期って思いのほか寒いのに、タンクトップて、先輩。

今年もマフラーしながらハンモック揺らしてましたもの、私。

 

あの日の気温って、一体何度だったんでしょうか。

ウケ狙いで寒いのにタンクトップになっちゃって、とかする先輩でもなく。

記憶違いでもなさそう。今だにみんなが集まれば話題にのぼるので。

 

あれから20年近くたちますが、

タンクトップOKってくらい暖かい春は、まだありません。

レアな記憶です、平成半ばの花見。

 

 

そういやお弁当持って行く花見って、

鴨川と円山公園以外でやった記憶ないなぁ…。

令和時代は、もうちょっとあちこち行こうと思います。