松尾画報

辺境のカンガルーの近況

馴染めた

もうひとつだけ、この季節になると思うこと。

梅雨前〜梅雨の時期に聞きたくなる音楽群があります。
具体的なアーティスト名は伏せますけども。
マイナーなインディーズの方々ばかりなもので。

音楽的には、ゆったりとしたナチュラルな音。
シンプルなギターやベースの音・リズムをベースに、
管楽器や電子音でちょっと味付けしたような。

無印良品的な音楽とでも言いましょうか。
ふわっとしてて、ナチュラルなこだわり派。
他に振り回されず、自分の信念に沿って生きてる的な。

またまたではあるんですけど、この手の音楽を聞くと、
なぜか20代後半の休日を思い出します。
特に家にいるとき。家事したり、TV見たり、な時間。

ゆるっと温かく、ちょっと湿度の高い気候。
このまま家でだらだらと過ごしてもいいし、
誰かから連絡があれば、すぐに出かける身軽さ。

その時代の暮らしやメンタルに、
その手の音楽があってたんでしょうね。
その時期、実際によく聞いてもいましたけども。

社会人を数年やって少し成長し、少し角も取れ、
激しい叫びだけが自己主張じゃないと気づき、
学生時代とは少し違う感性を身につけた、のかも。

その結果、そういう音楽を好むようになったのか。
そういう人生の時間だったのんでしょうね。
なんにしても、この季節はゆるっと音楽を聴くことにしています。