松尾画報

辺境のカンガルーの近況

顔を見る

古くからの友人から連絡がありまして。

 

岡山のとある地方に住んでる友人で、

知り合ったのは大阪や京都でなんですけど、

もう実家のある岡山に帰って、10年以上経ちます。

 

行政相手の仕事を会社員として卒なくこなしていたみたいですが、

近々、新しい会社を立ち上げるとのこと。

ロゴとか名刺とかHP作ってよーって依頼ですね。

 

町おこし的な活動には、もともと大変興味があります。

しかも友人からの依頼です、よし気合い入れてやろうじゃないか。

行く時間はなかなか取れないので、まずは電話で打ち合わせ。

 

彼、10年前から何も変わっていませんでしたね。

君の地元愛はわかった、素晴らしい、応援しよう。

でもね、率直に言って、東京で売れるか?この岡山ローカルグッズ。

 

とはいえ私はコンサルではないです。作るものは作ります。

でもやっぱり何度も電話するわけです、気心知れた彼に。

なぁ、これ売れるか?誰が欲しがるの?資金は?中短期の計画は?

 

でもテキトーにとりあえずやってみよう、なスタンスなわけです、彼は。

君、昔っから変わんないな、そういうとこ。

いいよ、ビジュアルはすごくいいもの作ろうぜ。でも…、売れんの、これ?

 

本当はもっともっと言いたいことあるんですけど。

勇気を出して彼の背中を押すのも、私たち広告業の仕事です。

やることはやった、必要なものは作った、後は君の頑張り次第だ。ってね。

 

…しかし、心配だ。心配だ、心配だ、心配だ。

あの事業で、毎月食っていけるんだろうか。

助成金とかもあるっぽいけど、いやでも、大丈夫?

 

来月あたり、ふらっと岡山に行っちゃいそうです。

私が直接行ったところで、特になにも変わらないんですけど。

やっぱでも、自分の目で見て実感したいですね。売れるかコレ?って。