松尾画報

辺境のカンガルーの近況

追走中

朝の登園時、娘が頻繁に走ります。
特に家を出てすぐ、最初の信号待ちまでの道。

危ないから歩きなさいといつも言うんですが、
そうそうすんなりと言うこと聞いてくれないもので。

歩道が狭いわりに横の車道は交通量が多く、
マナーのよろしくない自転車も見かける危ない道。

大きな道に出るまでは、娘を後ろから見守りながら、
ザッ、ザッ、ザッとできるだけ静かに追走します。

追いかける感じだったり、競うような感じはご法度です。
娘の闘争心を刺激して、余計に速く走ろうとしますから。

周りに注意を払いつつ、コケる兆候がないか娘の体幹や足を見つつ、
きゅっと間合いを詰められる距離を保ちつつ、忍びのように走る。

マスクのおかげで表情はあまり晒さず済んでますが、
TV番組の「逃走中」のハンターみたいな真剣な無表情。

すれ違う人にどう思われているのかな、これ。
子どもを追いかけている他人に見えてたりしないかな、これ。

がっつりランニングフォーム&真剣な目つきのおっさんが、
あちこちに目を光らせながら子どもを追いかけてるわけで。

あらぬ誤解を生まないためにも、
近所の人とは仲良くしておこうと思います。本当に。