松尾画報

辺境のカンガルーの近況

記録媒体

続・前回のメモ的日記のお話し。
そんなメモ的なものを書こうと思ったのは、
当時の副編集長から「俺ね、一行日記をつけてるのよ」
と聞いたのがきっかけです。なんだか面白そう。やろう。

最初の職場時代は、Wordで書いてデータ保存。
次の職場に移ったあたりもまだその習慣を続けていたんですが、
そのときにはもう、記録方法がブログに移行していたんですね。
2000年代半ば、ブログがすごく盛り上がっていた時代です。

が、残念ながら、そのブログに書いてたメモ的日記はもう読めません。
一定期間ログインがないと、アカウントが消えちゃうんですね。
一応どうかなと思ってブログ名で検索してみましたが、
全くヒットしません。もうないですね、やっぱり。

なければないでなんだか妙に読みたくなるんですが、
もう本当に、どこにも残ってないんですよね。
若かりし私の行動や交友や感情の記録。
消えてくれてありがたいぜ!ってものも少々はありますが…。

なんだか、ネット社会の儚さを感じるといいますか。
大手のサービスはそうすぐにはなくならない場合が多いんでしょうけど、
私みたいにアカウントやコンテンツが消えちゃうと、もうどうにも。
子供の写真とか、ちゃんとプリントしておかないとなぁ、と思いますね。

「情報の長期保存という観点から言えば、石版や岩に刻み込め」
というのを聞いたことがあります。日記だと石版が大量にいるな…。
いやでも、未来の人類に、私の赤裸々な日常を知られたくないしなぁ…。
基本、脳内記録でやっていこうと思います。