松尾画報

辺境のカンガルーの近況

意外な気持ち

先日、昔使っていたPCのデータを整理していたら、
「日記というほどでもないけれど、日常を綴ったメモ的なファイル」
が出てきました。そういや、書いてたな、こんなん。
ブログやSNSが一般的になる前のことですね。

もちろん、さらさらと読んでみます。
いろんな思い出が蘇ってきて、これがなかなかに面白い。

働き始めて1年目は、仕事に対する姿勢として、
「ストレート」というキーワードが挙げられていました。
これは何のことか、なんとなーくですけど覚えています。
「自分は自分だ、曲げない」という気持ちで働いていた記憶があります。

2年目のキーワードは「システマティック」でした。
ある意味、1年目とは対極ですね。
「とにかく感情を殺して、黙々と機械的に仕事を片付けよう」
そういう取り組みをした時期です。これははっきりと覚えています。

3年目は特にキーワードはありませんでした。
代わりにというか、プライベートが充実してたようです、当時の私。
なんだかやたらあちこちで飲み会に参加し、交友関係を広めていました。
そして思いのほか、多くの仕事の愚痴が綴られていました。

そして3年3ヶ月務めた後に転職するわけですが、
3年目の記録にそんなに多くの愚痴があったのには、正直びっくりです。
そんなマイナスな気持ちを持って働いていた記憶、全然ないんですよね。
わりと楽しくやってたはずなんだけどなぁ、違ったのかな。

嫌なことはそのうち忘れちゃうんでしょうね、私の場合。
今となっては、いろんな楽しかった記憶でいっぱいなんですが。
そしてなによりも感謝でいっぱいです、当時、仕事で関わった方々には。
なんかこう、謝罪行脚とかしたいな…、生意気ばっか言いまくったでしょうし。

しかし、こういう記録もなかなかいいものですね。
特に役に立つものでもないけど、読んでて面白いです、単純に。