松尾画報

辺境のカンガルーの近況

胎内記憶

もうひとつだけ、記憶のおはなし。これで最後。

「胎児のときの記憶がある子が時々いる」
という話、聞いたことないですか?

紐で遊んでいたとか、暖かいプールにいたとか、
もっと一緒にいたいから兄姉の後を追いかけてきた、とか。

なかなか出られなくて苦しかったときに空が開いてママに会えた、
とか話す子もいるらしく。帝王切開の記憶ですよね、これ。

「後からつけた知識で話している」という話も聞きますし、
「でもうちの子は幼稚園通う前から話してた」なんて話も。

真偽のほどはよくわかりませんが、とりあえず、
身近にいるサンプル、私の娘にも聞いてみましょう。

「ママのお腹の中にいたときのこと覚えてる?」
『覚えてないよ〜』

「天国で神様と決めたの?あのお家に行こうって」
『なにそれ〜?知らないよ〜』

「天国で誰かに会わなかった?例えば、ひいおばあちゃんとか」
『ね〜ね〜、お腹すいたよ〜』

全く覚えてないようです。
何をどう聞いてもダメ。くそぅ、残念。

不思議ですねぇ、記憶って。
こういうのって解明されることあるのかな。