松尾画報

辺境のカンガルーの近況

まあまあね

「まあまあね」が最近の口ぐせです、うちの娘。
やたらさらっとクールに言い放ちます。

どこで覚えたか、元ネタが何のかは不明。
ま、テレビだかYouTubeだかで見たんでしょう、きっと。

「カレー作ったよ。どう?おいしい?」
『まあまあね』

「次のお休みは、ドラえもんのDVD見ようか」
『まあまあね』

「頑張って仕事終わらせて、早く帰ってきたよ」
『まあまあね』

何をやっても『まあまあね』が返ってきます。
褒められているんだか、けなされているんだか。

しかし、こう何度も言われると考えちゃいます。
「まあまあって、そんなに悪いことではないかも」と。

『ぜんぜんね』『だめだめね』の可能性もあったわけで。
まあまあで十分じゃないか、という気持ちになってきます。

『まあまあ』という言葉には、人を謙虚にさせる力があるのかも。
これくらいで済んでよかったと考えるべきなのかもしれません。

それプラス、なんだか捨て鉢な気持ちにもなってきます。
なんかもう、まあまあでいいや。これで十分。後は知らん。的な。

早く飽きてくれないかな、という気持ちも正直ありますが。
まだまだ長引きそうな感じです、これ。