松尾画報

辺境のカンガルーの近況

捨て鉢な気持ち

前回書いた「捨て鉢」という言葉で思い出したお話し。

先日の夜更、嫁&娘が寝静まった後、
家で赤ワインを飲んでいて「つまみ」に困りました。

オムレツ、ハヤシソース、ハンバーグ。
だめだ、今日はもうキッチンに立てないくらい疲れてる。

せいぜいさっと電子レンジでチンくらいかな、
と冷蔵庫を空けるも、卵もハムも品切れ中。

代わりに「特大焼売」というジャイアン的な食べ物が。
ちょっとスマートさに欠けるけど、合うんじゃない、これ。

けどこれ、娘が食べたいって言って買ったのだしな…。
怒りのグーパンチ食らいたくないし、チョコで我慢するか…。

ぐぬぬ、パイの実、あと3つしか残ってないのか。
嫁はパンチはしてこないだろうけど、冷たい視線が…。

けど、今日はもう、作るのも買いに行くのも絶対無理。
なにかこう、面倒でなく、赤ワインに合うもの…。

結果、選んだおつまみは「おでんの残り物」でした。
もうね、紛うことなき捨て鉢な気持ち。やけっぱちです。

ただね、おでんと赤ワイン、意外といけました。
さらりとしたライトボディの赤ワインだったからでしょうか。

具材によって結構ブレがあるのはちょっと難しいですけど、
そもそも、おつゆと赤ワインが意外といける。

挑戦するときにはいいかもですね、捨て鉢な気持ちも、また。
今夜はきちんと買っておきますけどね、卵とハムとパイの実。