松尾画報

辺境のカンガルーの近況

盲点だった

先日、事務所をシェアしてる同僚に言われました。

「あれ、定期券、スタシアにしてないの?もったいない」

スタシアって、クレジット機能付きのIC定期券のことです。

たしか阪急阪神グループのアレソレで、Sポイント的なアレがソレコレ。

 

ポイント系ってあまり好きじゃないんですよね。

ポイントを貯めるために行動が縛られる気がするんです。

あそこで買わないと、とか、ポイント2倍の日に買った方が得だ、とか。

「やらなきゃ損」みたいな行動の選択肢がでてくるの、好きじゃないんですよね。

 

しかもよく計算してみると、大体の還元ポイントは数%で、それほど得でもないような。

何を買うかにもよりますが、1,000円分だってなかなか貯められません。

そこに行き着くまでに、どれだけ買い物しちゃったんだって話です。

 

ポイントに振り回されない芯のあるオトナなんです、私は。

クレジット機能なしの、シンプルなIC定期券で十分ですよ。

てなことを伝えました。自信満々に。

 

 

 

『でも定期は絶対買うやん?絶対貯まるポイントやん?』

「貯まったそのポイントで、一体なに買うんですか」

 

『普段履いてる靴とか消耗品みたいなもんやん?ちょいちょい買い換えるやん?』

「たしかに靴は定期的に買うけど、普通のセールで買ったらいいじゃないすか」

 

『なんだかんだで5,000円分くらい勝手に貯まるで。5,000円の割引って大きいやん?』

「え?5,000円?………ふぅん、5,000円割引か。ふぅん」

 

『普通のピタパなんてただの垂れ流しや?もったいないやん?』

「いやでも、阪急阪神で買い物なんてほとんどしないし」

 

『別に買わんくて失効してもええやん?特に損したわけでもないし』

「ふぅん、まあそうすよね。なるほどね。ふぅん、ふぅん…」

 

 

 

速攻で、webでスタシアカードを申し込みました。

なんなら「なんでもっと早く教えてくれなかったんだ!」と同僚にちょいギレ。

地獄に落ちても文句言えないような人間です、私。ほんとに。

今年からは消耗品の靴が5,000円安く買えます。やったー。

 

世の中、便利なことやお得なことが多いですねぇ。

なんでも積極的に取り入れていくべきですね、新しいものもね。

でも電子マネーはやめとこ。いまいち分からないんですよね、アレ。

ま、数ヶ月後に掌返してるかもしれませんけどね、私みたいな人間は。