松尾画報

辺境のカンガルーの近況

見ちゃう

なかなかないことではあるんですけど、

たまーに、純粋に1人だけの時間というものがあります。

 

家内が実家に娘を連れて帰ったとき(悪い意味でなく)とか。

土曜日に娘が保育園で、家内が午前中仕事で、私が不意に休みとか。

 

わりと不意にきます、本当に不意に。

どうしようかなって思います、不意ですから。

 

迷うんですけど、大体は適当な動画でも見ようかなってなります。

普段はそんなに見ないのに、一人暮らし時代を思い出すのか、妙に見たくなるんですよね。

 

で、何か刺激を与えてくれそうなものがないかと探してみるんですが、

気づけば、見慣れたミュージックビデオか漫才ばっか見てるんですよね。

 

紅白初出場のYさんはラジオでしか曲を聞いたことなかったんですけど、

なるほど、若者に人気あるのも頷けるわけです。頭良さそうな音づくり。

 

でも気がつけば、往年のロックやジャズナンバーに行き着いてるわけです。

もう人生で何度聴いたんだって曲ばかり。

 

漫才に関しては、チュートリアルも笑い飯もあんなに素晴らしいと思ってたのに、

和牛もミキも、もう既に同じくらい半端ないなって思っちゃうわけです。

 

もはや伝統芸級です、こんなハイレベルなもの。

進化スピードが早すぎて、同時代じゃないものはもはや比較しづらいですね。

 

時代や時間の流れが早すぎてついていくのも大変ですが、

そこを頑張ってもがくのも、また、楽しいものだったりします。

 

一応得てきた浅めの経験も生かしつつ、老獪にやっていきたいもんですね。

ふふふ、と不敵な笑みを浮かべつつ、最新の臨戦態勢を模索するわけです。

 

「いい歳の取り方をしないといけない」そんな教訓を得ました。

一人のユーチューブタイムに。うん、なんだったんだ、この時間は。