松尾画報

辺境のカンガルーの近況

放浪記vol .1

立ち呑み屋についてでも書きましょうか。

満を持してね、もうね、満を持して書いちゃいますよ。

全30回くらいで連載しちゃいますよ、ほんとに。

 

とはいえ、そんなにしょっちゅう行ってるわけではないんです。

特に秋は忙しいので、よく行って週1~2回程度。

閉店時間が早いところ多いですしね、立ち呑み屋って。

 

行くメンバーは大体いつも一緒です。

大阪の事務所を一緒に借りてるおっさん2人。

2人とも、私より20歳以上歳上です。すごいでしょ?

 

自分の親父と大して歳が変わらないおっさん2人と行く店は、

どうしても渋め、古めの店になっちゃいます。

落ち着くらしいんですよね、そっちの方が。

 

おばんざい、焼き鳥、刺身、郷土料理系。

焼酎はマストですね、何にでも合うもの、あのお酒。

お湯も水も氷も炭酸も果物も。無敵。

 

話しやすい店員さんがいるとみんな上機嫌です。

還暦前後のお母さんなんて最高ですよね。

3~4杯ひっかけ、1.5~2千円くらい払って帰ります。

 

梅田の地下街を駅までへろへろと歩きつつ、話すことはいつも一緒です。

『ハシモト2人目まだかッ!早よせいッ!』

「うちは娘1人でいいッ!何回言うたら分かんねんッ!」

 

こうして文章に起こしてみると、ちょっと不思議ですね。

なんで20歳も年上の人たちといつも一緒にいるんだ、私は。

どこでどうなってこうなったんだろう。

 

よくは分かりませんが、今週末もまた行くのかな。

いつか2人との別れの際には、ありったけの感謝を伝えたい気持ちもありますが。

そんな日はまだまだ先だったらいいのにな、と思いますね。立ち呑み屋でね。