松尾画報

辺境のカンガルーの近況

印籠は必殺技

娘がやっぱり今年も見たいと言うので、
今秋も観てきました、プリキュア映画。

3年前の初見のときは思いましたよ、やっぱ。
すごく気合の入ったクリエイティブなコンテンツだ!と。

けどさすがに3年も繰り返すと飽きてきます…。
ディテールの違いはあれど、フォーマット感は隠せない。

何なら娘もちょい飽きてる雰囲気を出してきます。
おい、お前、気合い入れろよ。もっと前のめりで観ろや。

4回目の鑑賞ともなると映画の出来にも、
少々の格言を持つようになります、こちらとしては。

1回目のタイムリープの話は初見補正もあって面白かった。
2回目の東京へ遊びに行くやつは、まぁそこそこ。

3回目の雪山のは正直イマイチだった…。
なんだか、世界観が狭いというか、広がりがないというか。

今回はどうかな、と思って観にいったんですが、
ふむ、今回の遊園地の話、なかなか悪くないじゃないか。

映像美が素晴らしいのはもちろんのこと、
教育的メッセージもきちんと込められてる。ほぅぅ。

この主人公、こんな熱いセリフ言う子だったんだな。
隣の席の成人女性2人組は、ぐすぐす泣いてます。

なんだかもう、良い悪いの判断がし難くなってきました。
ある意味では水戸黄門的かもしれない。

来年も行くのかな?卒業とかあるのかな?
繰り返すコンテンツの難しさと奥深さを感じますよねぇ。