松尾画報

辺境のカンガルーの近況

印籠おかわり

もうひとつ印籠…ではなく、女児アニメ映画のお話。

券売機でチケットを買おうとしたら、
観ようと思ってた時間帯の券が見当たりません。
えー!もしかして売り切れなの!?

娘と相談し、ひとつ後の時間の上映にすることに。
売り切れないうちに、先にチケット買っとこう。
…が、よくよく見ると、チケットの種類がふたつあります。

【キュアプレシャス撮影会付き回】ですって。
あぁ、撮影会の有無でチケット種別が違うのか。
これ買えば、予定通りの時間で見れる。よかった。

映画館に入場すると、スクリーンの前に看板。
あれ?それあったら映画観るのに邪魔じゃない?
定刻に出てくる司会者、大音量で流れるいつものOPテーマ。

「みんな!大きな声で呼んでね!キュアプレシャス〜!」
入場する着ぐるみ。順番に誘導される大量の観客。
…希望者だけじゃなくて、全員撮影なのか。この大人数で。

この大人数で全員写真撮る…ってことは、撮影会のみ?
やっべ!もしかして映画見れないの!?
絶対、娘怒るやん!やっべ!来週も来るしかないな!

冷や汗ダラダラで、おろおろと周りを見渡しましたが、
ものすごく手際良く撮影の列は進んでいきます。すごく手慣れてる。
30分で撮影会は終わり、無事に映画もスタート。よかった…。

少々このシリーズに飽きがきてる娘でしたが、
わりといい笑顔で写真撮ってもらってました。
そうか、やっぱ嬉しかったのか。よかったよかった。

やっぱ、お約束イベントって力あるよな、って思いました。
ベタベタな演出なのに、しっかり喜ばせてくれるとは。
やっぱり、水戸黄門的ですね。東映ですしね。