松尾画報

辺境のカンガルーの近況

ホールディングス

去年の10月に、阪急の「梅田」駅の名称が変わったんですよね。

なんだか聞きなれない「大阪梅田」駅になりました。

同時に阪神の梅田駅も「大阪梅田」駅になりました。

訪日外国人や関西圏の地理に詳しくない人に、

「梅田ってOsakaの一地名なんやで」ってわかりやすくするためだそうで。

 

 

わかります、わかりますけど、やっぱりなんかしっくりこない。

大阪上本町とか、大阪難波とか、神戸三宮とか、

実はもう既にいろんな路線で先例があるので、

そのうち慣れるのかなぁ、とは思うんですけど。

グループ会社だからでしょうけど、阪急阪神が同じ駅名ってのもちょっとね。

 

 

また気になるのがね、表記も微妙にブレがある気がするんです。

「大阪梅田(阪急)」みたいな表記をよく見るんですが、

駅のサインは「阪急 大阪梅田」だったりします。

カッコ書きで統一ってわけでもないのかな。

あくまで「大阪梅田」だけが正式名称なのかな、たぶん。

 

 

同じく10月に阪”急”の石橋駅は「石橋阪大前」駅に、

阪”神”の鳴尾駅は「鳴尾・武庫川女子大前」駅になりました。

最寄りの学校名をつけてね。えぇ、わかりますよ。

けど、けどね、おい!ナカグロぉ!って思うんですよ。

「鳴尾・武庫川~」だけど「石橋・阪大~」じゃない。もやもや…。

 

 

梅田を訪れる人にとっては、分かりやすくなったんでしょうか。

うぅん、JR「大阪」駅と阪急阪神「大阪梅田」駅が地図上で並んでると、

あぁ、まあやっぱり分かりやすいのかなって気もしますけど。

でも同じく10月に改名した阪急「京都河原町」駅は、

JR「京都」駅とはわりと離れてるぞ…、いいのかな…。

 

 

私みたいに仕事で地名を扱う人は、地味にダメージを受けます。

一言一句、正式名称で表記しないといけないので、混乱するんですよね。

「難波駅」と「なんば駅」の表記も気をつけなきゃいけないですし。

まぁ、文句言っても仕方ないですからね。仕事ですしね。

慣れればきっと大丈夫、きちんとインプットしよう。

 

 

大和高田市、陸前高田市、安芸高田市、豊後高田市…。

たか「だ」し。たか「た」し。うむぅ、慣れないとなぁ…。