松尾画報

辺境のカンガルーの近況

スメルズ・ライク

電車の中に焼き鳥の匂いが充満しています。

今、これを書いている、まさに今。

帰宅途中の阪急電車内に、ものすごい焼き鳥の匂い。

 

「新幹線車内で肉まんを食べるのはご遠慮ください」

いつだったか、そんなニュースを見たことがあります。

新大阪駅の話だったかな、たしか。551のアレ。

 

私もあまり匂いに耐性がないと言いますか、気になる方なので、

賛成といえば賛成なんです、密閉空間での飲食制限。

けどまあ、禁止するってのもさすがにちょっと。ねぇ?

 

例えば駅弁なんかはひとつの文化だと思いますし、

なんでもかんでも制限っていう昨今の世の中の流れもちょっとねぇ。

誰かの不快が皆の不快と決めつけることはできませんし。

 

しかし、しかしですよ、今現在の話をするとですね。

焼き鳥の匂いがすんごいんですよ、車内全域。

食べてる人がいるわけでもないのに、すんごいんですよ、ほんと。

 

どこかで買ってお持ち帰りした人がいるのかもしれないし、

焼き鳥屋に行って、身体や髪や服に思いっきり匂いが染み付いたのかも。

そこそこ人が乗ってるので匂いの元も特定できませんけどね。

 

不快かと聞かれれば、うーん個人的にはあまり好ましくないけど、

考えようによってはすごく美味しそうな匂いでもあります。

これがインドカリーの匂いだったらどうだろう?個人的にはありかも。

 

そんなこと書いてるうちにもう下車駅に着きそうです。

まぁね、みんな、いろいろありますもんね。

焼き鳥の匂いをさせる日があったっていいですよね、長い人生。

 

帰ってカレーでも食べよっと。