松尾画報

辺境のカンガルーの近況

やっぱり必要

先日、とある工事現場にお邪魔しました。
ちょっと珍しい、なかなか発生しない工事なので、
写真撮影してほしいということで。

私の場合、こういうアクティブな現場に持ち込むのは、
本当に必要最低限の撮影機材のみと決めています。
今回は14-24、28-300のレンズを付けたカメラ2台だけ。

汚れていい&汚れが目立たない黒い長袖Tシャツ。
ポケットにレンズキャップを入れておけるワークパンツ。
財布みたいに嵩張るものは持っていきません。

幸いにも工事現場が私のオフィスに近いので、
カメラ2台をぶら下げて歩いて行きます。
身体とカメラだけで現場に臨む。うん、シンプルでいい。

工事現場では、クライアントさんが付き添いながら撮影。
撮影終了後、8kmほど離れた工事本部に車で移動。
責任者に一応、画像を確認してもらおうということで。

確認完了!問題なし!撮影終了!解散!…そう、まさかの現地解散。
予定が詰まっていて元の場所まで送れないんです…と。
何度も謝りながら、クライアントさんは次の現場に行きました。

じゃあ電車で帰るか、とメトロの駅まで行ったんですが。
…あ、財布ないわ。必要最低限のモノしか身につけてない。
スマホだけで電車って乗れるんかな?

どの電子マネーでも改札を突破できず。切符も買えず。
ICOCAかSuicaだけなんですね、対応してるの。持ってないぜ。
泣く泣く、カード登録済のタクシーアプリでタクシーを呼びました。

迷ったけど持ってきてよかったな、スマホ。
危うく置いてくるところだったんですよね、邪魔になるかなって。
というか、1,000円札1枚だけでもポケットに入れておけばな…。

身に染みてわかりました。現金って大事。
あぁ、タクシー代2,500円、もったいなかったな。
メトロなら280円だったのに…、くそぅ。