松尾画報

辺境のカンガルーの近況

UMAランナー

そんなわけで、足の怪我の治療に鍼灸院へ。
治療にはいろんな手段があるようなんですが、
マッサージや鍼灸もなかなか効果があるようなので。

知り合いの先生が1人でやっている鍼灸院。
プロアスリートの治療経験も豊富ということなので、
アマ丸出しの私、駆け込んで泣きついてきました。

どういうフォームで走ればいいのか聞いてみたんですが、
帰ってきた答えは「自分らしく走ること」だそうです。
きれいなフォームがその人にとってベストとは限らない、と。

プロアスリートでもフォームにはかなり個性があって、
本に載ってるようなフォームは理想論なので意識しすぎず、
まずは自分が走りやすいように走ることだと。なるほど。

ためになるなぁと治療を受けながら聞いていたんですが、
先生、すごく衝撃的な発言をしました。
「阿波踊りみたいなフォームで走る人もいますよ」と。

阿波踊りみたいって…、え、手は頭上?マジですか?
「えぇ、マジです。私の患者さん。フルマラソン、3時間切りますよ」
「コーチに付いて練習もしたけど、最終的にそうなったみたいです」

…ちょっと話を盛っているんじゃないか、という気もしますが。
でも、あんまりそんな感じの人でもないしなぁ。
というかひと目見たい…、阿波踊りランナーが走っているところ。

テーピングの巻き方とかいろいろ教えてもらったんですが、
正直、聞いた話、ほとんど忘れちゃいました。
だってもう、阿波踊りランナーのことばっかり考えちゃって。

いや、さすがにジョークだよな、そうだよな…。
次の治療のとき、もう一度聞いてみようと思います。
実在するんでしょうか、阿波踊りランナー。