松尾画報

辺境のカンガルーの近況

頑張れ

先日、試験監督というものをやりました。
人生初体験。40代半ばにして。

知り合いに「人がいないから手伝って」と言われ、
やってみたいぜ、とほいほい行ってきました。

といっても入試とかではなく、学習塾の模擬試験。
人生を左右する程のものではないです、たぶん。

そういや、自身も高校生のときに受けた記憶があるな。
違う学校に行ったり、自分の学校だったりで。

とはいえ、監督は監督ですから、
背筋を伸ばしてビシッとスーツでのぞみます。

教壇から試験の説明を大きな声で話し、
試験中は注意深く全体に目を向けます。

トイレに行きたくて手を挙げる子には、すぐ気づいてあげたい。
4科目分の試験、気を抜かずに監督してきました。

結果「気を張らなくて、テキトーでいいですよ」
と終わってから、本部の人に言われてしまいました。

最低限やるべきラインさえクリアしていれば、
ゆるくてもキリッとしても、どっちでもいい、と。

そういえば自分がかつて受けた試験でも、
いろんな試験官がいたのを思い出しました。

ずっと座ってて半分寝ていたお疲れ試験官。
残り時間を律儀にカウントしていた生真面目試験官。

今思えば、結構人によって差があったよなぁ…。
座りっぱなしの人のことは、なんだかよく覚えてます。

また機会があればやってみようかな。
がんばる子どもたち、すごく尊いんですよねぇ。