松尾画報

辺境のカンガルーの近況

そこそこに頑張れ

もうひとつ、試験監督のお話し。
試験を受けた子たち、いろんな子たちがいました。

私の担当は小学6年の子たち。
中学受験しようかなって子たちですね、きっと。

それなりにしっかりした子が多い印象でしたが、
ややプレッシャーに負け気味の子も見受けられました。

1科目めのテスト中に連続で2回トイレに行った子とか。
わりと落ち着きなく、ずっとそわそわしてる感じ。

うまくいかなくて心身が乱れちゃうんだよな…わかるよ。
そして2科目めの途中からは、すっかり諦めた感じ。

聞いた話だと、答案用紙をくしゃくしゃっとして、
頭をバリバリ掻く子とかもいるそう。ツラいぜ…。

あと、すごく多かったのが受験番号を書かないケース。
集めた答案をチェックすると、2割くらいの子が未記入。

テスト前に何度も書いてねって言うんですが、
はい、テストはじめ、とともに飛んじゃうんでしょうね。

途中からは、巡回しながらそっと空欄を指差すことに。
問題をひとつ解き終わった瞬間とかを見計らって。

そういえば、この動きも既視感あるぞ、なぜか。
昔の私も書いてなかったんでしょうか、受験番号。

がんばりすぎない程度にがんばれ…。
無理せず、大きな悔いが残らない程度にがんばれ…。

子どもたちに注意を払いつつも、
心の中でずっと子どもたちを応援してた一日でした。