松尾画報

辺境のカンガルーの近況

電車で読む本

電車で読む本、いくつかの属性があります。

気分というかなんというか。

 

基本的にはエッセイが好きなんですが、

これは私にとってご褒美です。

なので、朝の通勤電車では極力読まないようにしています。

朝からご褒美なんて、とんでもないですよね。

 

歴史系の本も好きです。

歴史小説とかではなく、知識系といいますか。

「世界の30都市から読む世界史」みたいな。

これもご褒美ですね。

 

ご褒美になり得る本は、出来るだけ帰宅後に読むようにしています。

一日の終わりの楽しみにね。

よく働いた日の帰りの電車で読むのもいいですね。

稀にテンションを上げたい朝にも読むこともありますが。

 

でもやっぱり朝に向いてるのは、いわゆる「役に立ちそうな本」です。

思考法とか処世術とか経済関連みたいなのですね。

「ネガティブ思考で実は人生は2割幸せになる」とか、

「ジョブズがいなかったら世界はどうなったか」とか。

 

こういうのってね、わりとテキトーに読めるんです。

いいこともたくさん書いてますけど、その逆もあるし、

頭に入る時は入る、入らない時は入らない。

タイミングや気分に左右されます、私の場合。

 

けどなんだか、ひとつ賢くなった気分になって、

少しだけ仕事に向かう気分になれるので、朝にはいいものです。

これ系で後から思い出せる印象に残る本って、

年に1~2冊しかない気もしますけどね。

 

そりゃあ私だって知的で実用的な本で賢くなりたいですが、

もうそんな幻想にすがる年齢は過ぎました。

いち人間の日常エッセイや、どうでもいい歴史の雑学にふれ、

適当に楽しんでるだけです、適当に。

 

いつもより少しだけ長く読書熱が続いてるので、

ブックオフに通い続ける日々です。

いやもうね、読めれば何でもいいんです。

いやー、読書っていいですよねー、はっはー。