松尾画報

辺境のカンガルーの近況

部屋干し

珍しくあまり眠れない夜は、
部屋干しで扇風機に揺られる洗濯物を眺めながら、
ちびちびとお酒を飲むことにしています。

厚手カーテンの遮光があまり好きじゃないので、
寝室は薄手カーテン。少し漏れる光。
うっすら照らされた洗濯物がゆらゆら。

一定のようで、わりと複雑な揺れ方。
でも長い周期ではやっぱり一定のような気がする。
壁に当たってはね返る風とかの影響でしょうか。

タイマーで切れるまであと4時間。
晴れた日の外干しにはもちろんかなわないけど、
それでも意外といい感じに乾くんですよね。

ああ、ひらひらと踊る洗濯物って愛おしいなぁ。
眠れないからってスマホ見るくらいなら、
揺れる洗濯物見てる方がずっと心が安らぎます。

掃除や洗濯なんかの家事をきちんとこなすと、
すごくQOLが向上しますよね。
もちろん「面倒くせぇなぁ」の日も多いけど。

もっと歳を重ねていくとこういう、
「どうでもいいけど、ま、悪くもない」ことが、
少しずつ増えていくのかもですね。

眠れない日に部屋干しの洗濯物を眺めるのも、
そういうものだと思っています。
乾け乾け、どんどん乾いてくれ。いい感じだ。