松尾画報

辺境のカンガルーの近況

若干の不安

朝の電車で、泣いている女子高生がいました。
車内のどこからか聞こえてくる、すすり泣くような声。

なんだか笑いを堪えているようにも聞こえるし、
鼻炎で鼻をすすりまくっているようにも聞こえる。

ロングシート車両ではなくボックスシート車両だったので、
視界もよくなく、ざっと見回してもそれっぽい人は見つかりません。

最初の停車駅で扉が開き、降りていく女子高生2人。
降り際に「別れたくない…」という声が聞こえました。

あぁ、やっぱり泣き声だったのか。
きっと彼氏に別れ話されたのかな。

泣いてる女子高生を支えて、肩を組みながら歩く友人の姿。
なんだかその後ろ姿にぐっときて、うるうるしてしまいました。

2人の後ろ姿に、心の中でそっとエールを送っておきました。
なんだかよく分からないけど、おじさんは応援してます。がんばれ。

最近、涙腺が緩みがちで困っています。歳のせいでしょうか…。
TVでドラえもんの映画見て泣き、クレヨンしんちゃんでも泣き。

来週、娘とプリキュアの映画を見に行くというミッションがあるんですが、
さすがにプリキュアは泣かないよな。…泣かないよな。…大丈夫だよな。

誰か先に泣いてるお父さんがいたら心強いんですが。
いやだめだ、そのお父さんの姿を見て、もらい泣きしちゃうかもしれない…。

若干の不安を抱えつつ、行ってきます。
不便な心身になってきたものです、ほんと。