松尾画報

辺境のカンガルーの近況

職業イメージ

何度か書いた気もしますが、

この時期はちょこちょこと病院の取材に行きます。

看護師不足がなかなかに深刻なので、

いろいろとアクションを起こすわけです、皆さん。

 

どこに言ってもよく聞く話。

「若い子は大病院に憧れる」コレです。

 

もちろん大病院でしかできない経験もたくさんありますが、

その逆もまた然りなわけです、当然のことながら。

けど、20代前半の子にそんなこと言ったって、

いまいちよく分かんないよっていうのも、また然り。

 

毎年、そういう話になるんですよね。

「うちは小さいクリニックだからなかなかね」とね。

 

そして大体こういう話になります。

「やっぱテレビドラマの影響ですよ。印象強いもんね」と。

「看護師とか医師って、ああいうものだってイメージつくもんね」と。

確かにね、もしかすると一因かもしれないですね。

 

別に大病院がダメなわけじゃないですが、

いろんな場所で、その場に応じたやり方があるのは当然なわけです。

でもこれって別に医療関係に限ったことじゃなくて、

私たち広告やデザインの世界でも同じことです。

 

例えば、佐藤可士和さんみたいな超一流デザイナーに憧れて広告業界に入ると、

なかなかイメージ通りにはいかないでしょうね、やっぱ。

ただ、もう少しイメージの裾野が広い気がします、私たちのところは。

「イメージを形に出来るかどうか」と言う観点が大事かもしれません。

 

私たちの業界は、そこはそれなりに達成できるかもしれません。いやでも医療もかな?

深く突っ込むと話が終わらないので、このへんにしておきますが。

いろんな業界に、いろんな職業イメージがありますよね。

「あなたの職業のイメージ」どうでしょう?どんなものですかね?