松尾画報

辺境のカンガルーの近況

聴覚からの記憶

阪急電車の車内アナウンスがね、
肉声と録音のミックスに変わったんですよね。
たしか、3月末頃だったと思うんですが。

なんだか違和感を感じたのを覚えています。
こないだまで肉声だけだったはず。なんだかJRに乗ってるみたい。
すぐにスマホ検索。やっぱり、つい最近に変わったみたい。

録音の音声は日本語だけでなく、多言語で案内されます。
今となっては少々虚しく響くアナウンスですが。
まあそれは仕方ないとしてもですね。

ただ、英語アナウンスはいつも必ずあるんですが、
中国語アナウンスはあったりなかったり。
あの基準って一体どこにあるんだろう?

あと、いつからか「ポーン」という音が鳴り出しました。
駅で扉を開けて乗降しているときとか。誘導音かな、これは。
ピーン・ポーン、のポーンの音だけ。大阪メトロでも聞く音。

記憶にイマイチ自信がないんですが、
新幹線とかサンダーバードでも鳴ってたっけ、この音。
むぅ、漂うJR感。薄まるマルーン感。

あれ?というか、本当にこないだまで阪急になかったんだっけ、この音。
そういえば19歳で京都に出てきた時、よく聞いた記憶あるな。
あれ?阪急にも前からあるんだっけ?京都の地下鉄と勘違いしてるかな?

聴覚からの記憶なんて、曖昧なもので。
ほんの数日ですっかり慣れてしまって、
元々がどんなのだったか、全然思い出せません。

どうでもいいと言えば、どうでもいいことなんですけど。
こないだまでどんなのだったか、なんだか妙に気になるなぁ。
日々、適当に生きてるなー、なんて思っちゃいますねぇ、ほんと。