松尾画報

辺境のカンガルーの近況

聞こえなくもない

ここ数年の夏の夜の就寝時は、
クーラーと扇風機を併用しています。

クーラーは切れたときに暑いとか、
つけっぱなしのベストな温度が見極めづらいとか。

扇風機は直接風が当たるのが辛いとか、
当たり具合によってはすごく喉が渇くとか。

いろんな問題に対処してきた結果、
いきついたのが、クーラーと扇風機の併用。

クーラーでほんの少しだけ室温を下げて、
扇風機で直接的な涼を得るというやり方です。

さらに扇風機は、強弱のあるリズム風がベスト。
首振りも追加して、身体にずっと風が当たるのを防ぎます。

この併用、さらに好ましい点は、
扇風機のリズム風が潮騒みたいに聞こえること。

ヒューーン、ヒュゥゥゥ、というリズム風が、
ザザーーン、ザァァァァ、という潮騒に聞こえてきます。

キンキンじゃない、少しだけ涼しい部屋で寝転んで、
潮騒…に聞こえなくもない音とともに眠りに落ちる。

おお、まるでリゾートビーチじゃないか、これ。
リゾートビーチ…だと思えなくもない。かもしれない。

毎晩、なかなか贅沢…と、まあ、言えなくもない時間です。
睡眠の質は上がりましたよね、とりあえず。