松尾画報

辺境のカンガルーの近況

笑うしかない

先日、仕事終わりの深夜のこと。

なかなかにハードな仕事が数日続いていて、

心身ともにくたびれておりました。

 

自宅の最寄駅で降りて、横断歩道で大通りの信号待ち。

疲れすぎて、最早なにも考えることができません。

ぼーっと信号が変わるのを待っていました。

 

茶色い塊が騒々しく夜空を横切ります。

ちゅんちゅちゅんちゅんちゅんちゅんちゅんちゅちゅん!

スズメの大群です。百羽はゆうに超えてるでしょう。

 

街中でたまに見かけますね、集団で移動する雀たち。

ひとつの意思に従っているかのように、みんな同じ行動を取ります。

街路樹から街路樹へ、電線から電線へ。すごく騒々しく。

 

深夜に見ると、なかなかに面白い光景です。

夜空を背景に移動する大きな茶色い塊。

疲れもあるかもですが、なんだか妙に美しく感じました。

 

いいもの見れたなぁ、面白いなぁ、雀の大群。

と思って見上げていると、私の額に、ぼとっ。

さらにもう一発、肩口にもぼとっ…。

 

見事に白いフンの爆弾をくらいました。

もうね、笑うしかないですよね。

なんなんだ、この1日の締めは。

 

意外にもと言いますか、匂いが全然なかったのが、

まあ、せめてもの救いでしょうか。

そういえば人生初体験でした、鳥のフンをまともにくらったのって。

 

そういう事件も楽しんでいくくらいの強メンタルでいこう。おぅ。