松尾画報

辺境のカンガルーの近況

新世代

「世代論」みたいな考え方ってあるじゃないですか。
団塊、新人類、バブル、氷河期、ゆとり、さとり、とか。

生年で分け、その時々の社会情勢を反映した世代傾向。
賛否両論ありますけど、やっぱり一定の傾向はあるかなぁ、と。

核家族化、出世競争、デジタル化、ワークライフバランス。
いろんな世相の鏡があって、個人的にはすごく好きです、こういうの。

で、そういえばって感じでふと思ったんです。
今ってまさに新しい世代への移行期なんじゃないかって。

去年や今年みたいな生活があと数年伸びたら、
ほぼキャンパスに行かずに大学卒業する子だっているでしょうし。

将来的に「リモート世代」なんてくくられるんでしょうか。
ニューノーマルに適応した考え方や生き方を好む世代。

そういう世代が社会の中核を担うころには、
働き方や家庭のあり方もいくぶん変わっているような気がしますよね。

会議はリモート、オフィスはスモール、旅行はバーチャル。
友情も愛情も仲間意識もリモートで構築できるかな、たぶん。

世代論ってどうしてもネガティブな部分が先に言われがちですが、
ポジティブな部分も同じくらいたくさんあるんですよね。

去年や今年のポジティブな部分を見るのって、さすがにまだ難しいけど、
数年後に「新しいやり方を身につけられたよね」と言いたいですね。

こういうのって、仕事終わりに居酒屋で気軽に話すのが楽しいんですけどね。
あぁ、居酒屋行きたいなぁ…。でも、まだちょっと先だなぁ…。