松尾画報

辺境のカンガルーの近況

敏感すぎる

最近、気になってることが、ありまして。

とあるビルのトイレの水道のこと。

なんでこんな設計にしたんだって水道。

 

よくあるセンサー感知式で、自動で水が出るんですが、

液体石鹸も同じ方式で出るんですよね。

ただね、右側の水と左側の石鹸、二つの穴が近すぎるんです。

 

水出そうとしたら、高確率で石鹸も出ちゃう。

水で洗い流したいのに、新たに投入される液体石鹸。

洗っても洗っても泡まみれなわけです。

 

右手はまあ、なんとかなるんです。

シンクボウル右側から大きく回り込ませてなんとか水だけ出せれば。

左センサーのシビアさは集中力でカバーします。

 

でも左手はなかなかそうはいきません。

左腰を前に出し、シンクボウル右側に沿わせる様に海老反りながら左手を伸ばすんです。

あまり人に見られたくないポーズです。背中ツリそう。

 

そして、何度かそのトイレに通い続けた私はついに、

「右手で左手の泡を搾り取る」という技を生み出しました。

右手を洗い、左手の泡を搾り取ってさらに水をかけ、もう一度右手を洗う。

 

ノーミスで泡を駆除できた日は、なかなかに満足度が高いものです。

またひとつ、人として成長することができましたよ。

ひゃっほう、人生ってサイコーだぜ。