松尾画報

辺境のカンガルーの近況

愛が止まらない

私と娘がこよなく愛する「おしりたんてい」。
先日、テレビをつけると偶然、アニメを放映していました。
ついに動いてしゃべってる彼を見れたんです。

アニメ版の彼の第一印象は「思ったより高い声」。
話し方はイメージ通りなんだけど、少し子どもっぽい声質というか。
なんだか妙に元気があるキャラに見えたんですよね。

私が娘に読み聞かせるときは、もっと低めの落ち着いた声で読んでいました。
なにせ思慮深い敏腕探偵ですし、女性に優しい紳士でもあるわけです、彼。
完璧なアテレコだと思ってたんです、アニメを見るまでは。

けどまあ、よくよく考えたら、子供向け番組の主人公ですしね。
たしかにあんまり低くシブい声ってのもなぁ、と思えば納得です。
うん、勉強になった。次からはもう少し高い声で読もう。

けれど、アニメを見た家内の感想は、私とは真逆でした。
『思ったより知的な声やん。もっとアホっぽい声かと思ってた』
「え? 彼のこと、アホっぽい声だと思ってたの?」これは意外な意見。

『いやさ、だって顔がおしりやからさ、もっとアホっぽい感じかなと思って』
…だそうです。…あぁ、まぁ、そう言わればそれもそうか。
だっておしりなんだもんなぁ、彼の顔…。

あと、声以上に発見だなと思ったのは、
「動くたびに思った以上に顔がプルプル揺れる」ことですね。
だっておしりなんだもんなぁ、彼の顔…。

すっかり彼の大ファンになっている私ですが、
「なぜ、彼の顔はおしりなのか。おしりである必然性があるのか」
という疑問の答えは、いまだに導き出せていません。

ま、いいか。今月も一冊買っちゃおうかな。
あと4冊買えばコンプリートです。
全巻読めば疑問の答えはきっと出………、ないでしょうけど、きっと。