松尾画報

辺境のカンガルーの近況

客観的

もうひとつだけ、書かせてください。
俳優ハシモトの雑感記、番外編。

この映画を見てね、分かったことがひとつあります。
スクリーンに映る自分を見て。

ちょうど撮影してる時期、仕事の打ち合わせ時に、
「本田圭佑に似てますねぇ」と2回言われました。

これまでの人生では、一度も言われたことないのにですよ。
「え?本田ってサッカーの?初めて言われましたけど…」

が、映画で自分の姿を客観的にスクリーンで見て思いました。
あぁ、まあなんか分からなくはないかなぁ、とね。

時々ですけど、左目が大きく開いて三白眼になるんですね。
本田選手もそういう感じの非対称な顔です。

あと、空を見上げるような角度のときの、頬骨の少し上のあたり。
既視感あるなぁと思ったら、本田選手のそれと似た感じ。

笑ったときの目元も少し似てましたね。
わりと波型になる感じの目。はいはい、なるほど。

そういうディテールが重なれば、確かに少しだけ似てるかもなぁ。
「こう演技してください」といわれてカチカチな私と、本田選手。

普段からそういう空気感出ていたのかもしれない、当時の私からは。
かの選手のことはわりと好きなので、悪い気はしませんが。

客観的に自分の顔をまじまじと見ることって、あまりないですもんね。
彼みたいにプロフェッショナルに頑張ろう、いろいろと。