松尾画報

辺境のカンガルーの近況

大海

「ボールプールに連れて行ってよー」
と、先日、娘がお願いしてきました。

どこで覚えてきたんだろう、そんな言葉。
ま、いいか。とりあえず連れていくことにします。

普段行かない遠方のショッピングモールにあるんですよね。
会員制のキッズパーク的な、いろいろ遊べるところ。

広い広いボールプールで娘を遊ばせながら思います。
これって、大海の潮の流れみたいだな、と。

人気のある遊具、例えば滑り台の下なんかはボールが少なく、
入り口から遠い壁際はボールの海が深い。

壁に開いている穴目がけてボールを投げるエリアは、
壁間際にすごい量のボールが滞留しています。

時々スタッフの方が少ないエリアにボールを足すんですが、
数十分するとやっぱり元通りの感じ。

ボールが多いところはなんだか寂しい感じで、
なんとなくボールの少ない、賑やかなエリアに足が向きます。

海流と物流の歴史の本を読んだ後だったので、大変楽しめました。
流れというものは面白いですよね、何につけ。