松尾画報

辺境のカンガルーの近況

四半世紀

私の爪切りとヒゲカッター。
かなり長い間、同じ物を使っています。

爪切りは、記憶違いでなければ、
大学一回生で一人暮らしをはじめたときから。

実家から持ってきたような気がするんですよね。
なんか、うっすらそんな記憶があります。

ヒゲカッターはもうちょっと新しいはず。
でも、いつから使ってるのかやっぱり定かではない。

でも、おそらく15年は使ってるはず。
髭を剃るから切るに変えて、15年くらいなもので。

買い替えた記憶も一切ないので、
たぶん私にとって初ヒゲカッターなんでしょう。

なんなーくですけど、コンビニで買ったような気が。
初恋の彼との出会いはコンビニ。浪漫がないぜ。

そもそもヒゲカッターなのかな、これ。
なんか小さいハサミ。本来は眉毛用かもな、これ。

けど、爪切りもヒゲカッターもこれ以外を使うと、
なんかうまくいかないんですよね。

特に爪切りは家に4つくらいあるんですけど、
もう絶対にこれがいいんです。

これ以外の爪切りは、どうも切れ味が好みじゃない。
鋭く切れすぎて、削ってもしっくりした丸みにならない。

どっちも使えなくなるまで、使おうと思ってます。
うっすらと貫禄が漂いつつある愛器。

使い込んだ古道具は妖怪になると聞きますが。
爪切りも大概だけど、ヒゲカッター(眉毛用)の妖怪か…。

物を大事に使うのはいいことですが、
代替品を探す努力も、面倒がってはいけませんね。