松尾画報

辺境のカンガルーの近況

主観社会学

YouTubeあたりを見てて思うんですけど、
そろそろ本格的に古くなってきてるなぁ、と、
そう思っちゃうんですよね、寂しいけど。
「わが青春、愛しの90年代中・後期」がね。

90年代初頭は、もうとっても古く見えます。
けど、これはもう20年くらい前から既に古い気がします。
だってまだバブルの面影が思いっきりありますからね。
トレンディドラマ全盛期。服も髪も動きも、なんか派手。

でもいよいよ、90年代中・後期にも古さの波が来てまして。
まだ色褪せにくい年代と思ってた愛しのあの時代も、
なんだか浮世離れして見えるんですよね、最近。
特にTV映像にはその感が強いです。主観だけど。

何が古く思わせるんだろうなー、と思って、
その時代のバラエティとか歌番組をいろいろ見てたんですけど。
なんだか妙に「お祭り感」があるんですよね。
「参加して一緒に盛り上がってる感」がすごくあります。

音楽アーティストが歌番組のトークでうまくいじられたりとか。
無名の芸人さんが裸一貫から大きなチャレンジさせられたりとか。
中高生が屋上でいろんな主張を叫んでみたりとか。
○ジカルバナナみたいに実生活でも取り上げられるものとか。

「みんなで盛り上がれること」を重視している気がします。
いつの時代だってそういう部分はあるんでしょうけど、
この時代は特にそういう盛り上げが多いような気がするなぁ。
その辺が今とは違って見えるから、古く感じるようになったのかな?

個人的に「時代の鏡」的なものには大変興味がありますが、
よくよく見ると鏡だらけですね、世の中。
見て考える方が追いつかない、いろいろありすぎて。
大学はそういうの専攻すればよかったなぁ。。。今更だけど。