松尾画報

辺境のカンガルーの近況

中庭のベンチ

とある大学に取材の仕事に行きました。
コロナ渦でストップしていた仕事が、少しずつ戻りつつあります。
嬉しい。本当に嬉しい。もっとたくさん戻れ。。。

とはいえ、大学生たちはなかなかそうもいかないようで。
後期が始まっても、リモート可な授業はそのまま継続だそうです。
今年の後期は50:50で、ということでした、対面講義とリモート講義。

9月だったので、もしかしたらまだ夏休みだったのかもしれないですが、
キャンパスを歩く学生はとっても少ないです。
部活に来てるであろう学生がちらほらいるくらい。

早めに着いたので、中庭のベンチで時間つぶし。
初秋の色づきはじめた木々がとってもきれい。
暑くもなく寒くもなく、日差しもやわらかく、風も気持ちよく。

いやもう、本当に学生がかわいそうと言いますか。
後期授業の開始やら、もう少ししたら文化祭やら、
春と違って慣れも出てきて、すごく素敵な時期なのに。

大学に戻れないのもすごく気の毒ですが、
そもそも構内にほぼ足を踏み入れていない子だっていますもんねぇ。
…ご飯おごってあげたくなってきた。かわいそうに。

長い人生の中でも特別な1年が奪われるというのは、
とっても悲しいものがありますねぇ。。。
初秋の大学の中庭で、しみじみと感じてしまいました。