松尾画報

辺境のカンガルーの近況

ポケットの中

人生の局面で、少々まいっているときに支えてくれたのは、
やはり、音楽だった気がします。ふと、思い返せば。

私は、音楽のことをここで時々書くので、
音楽がすごく好きと思われているかもしれませんが。

こう言っちゃなんですが、音楽に対する情熱はすごく普通。
熱い情熱なんて、ほぼない。普通です。

若い頃に少し楽器をかじっていたので、
ほんの少しだけ理解は深まったかもしれませんが。

けど、自分を熱心な音楽ファンだと思ったことはありません。
私はただのミーハーなファッション音楽ファン。

しかし、人って思い出で意外とやっていけるんですよね。
少しでも関わった経験がある、その思い出だけでそれなりにやれる。

そういう経験をしたことは、まぁ、よかったかもしれません。
大して役にも立たない稚拙な知識。でも関わってよかった。

「役に立たないと思うけど、意外と有用かもしれないこと」
いくつかあります。また、書いてみようと思います。

側にある、ということはいいですよね。
ポケットの中こそ、人生の全てなんじゃないかとも思います。