松尾画報

辺境のカンガルーの近況

スタンド酒

じゃ、今月もしましょうか、立ち飲み屋の話。
今日は立ち飲み屋における日本酒のお話しについて。

大体の立ち飲み屋において、選択肢はありません。
日本酒は銘柄一種類、冷か熱燗か選べ、って程度です。

が、たまーにいろんな日本酒の仕入れがある立ち飲み屋もあります。
一階が立ち飲み、二階とか奥に座敷があるとことかが狙い目。

こういうところだと、往々にして料理も美味しい。
そもそもジャンル的に、純粋な立ち飲み屋ではないですけどね。

なんならたまに、椅子やら二階やらを勧められることもあります。
腰を据えてしっかり飲んでいってくださいよ、とね。

けどそこは断固として立って飲みます。マイルールは大事。
そして立ちカウンターにて日本酒を堪能する。ちょっと量少ないけど。

そうなんです、量が少ないんですよ。
マイノリティだし文句は言いたくないけど、量が少ない。

そもそも日本酒を飲むときにいわゆるコスパがいいお店って、
当たり前かもですけど、立ち飲み屋ではありません。

料亭みたいなところが美味しいのはもちろんですが、
ちまっとした居酒屋とかで、枡までなみなみと注いでくれて、というお店が一番。

けどそのレベルで立ち飲み屋なんて無理です、そりゃあ。
どこまでいってもないものねだりというか、わがままな話なんですが。

ただ、たまーに奇跡的にいいバランスのお店があったりします。
少しくらい高くてもいい、気取らずそこそこ安く、雰囲気がよく。

そういうとこ、近所で見つけたいんですけどねぇ。
どうしても85点くらいまでしかいかないなぁ。うーむ、難しい。。。