松尾画報

辺境のカンガルーの近況

ジャッジ

時々、娘に晩ご飯を作ります。
土曜日やテレワーク日なんかは特に。
なにせ、ママより早く家にいますのでね。

しかし、子供用の味付けって難しい。
いや、子供用というか、うちの娘用が難しい。
味の好みにやたらうるさいんです、うちの娘。

ママが作っておいた人参入りうどんだしに、
そっと私が味付けした人参を混ぜると、
見事に私が入れた人参だけ残しています。

食感が違うのですぐわかるとのこと。
そりゃ作り置きのとは硬さが違うけどさ…。
染み込んだ出汁の味もお気に召さないようで。

卵ご飯は醤油加減にすごくうるさいですし、
納豆は絶妙な混ぜ具合にしないといけない。
オムライスの卵の焼き加減にもこだわりあり。

極め付けは、先日作った豚肉と茄子の炒め物。
リクエストに答える形で作ったんですが、
「お茄子の形がかわいくない」とのこと。

ぐぬぬ…じゃあ自分で作れや、と思いますよね。
でも、ママが作れば95%が合格ラインに達します。
私が作るのは…60%くらいかな、たぶん。

甘やかしすぎるのは当然よくないんですが、
保育園では苦手なピーマンも頑張って食べるらしく。
その反動で家ではわがまま言うのかな、うーむ。

仕方ない、ママに教えを乞うか…。
他所では一切役に立たない料理スキルだけど。
かわいい茄子の形ってなんなんだよ、本当に。