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松尾画報(コラム)

COLUMN

昔はヒラメの化石と言われていた

今回は三葉虫化石の歴史です。
18世紀終わり(日本では江戸時代中期末)まで、ヨーロッパでは化石は過去の生物の残骸
である事は認知されておらず、化石は「形成された石」と呼ばれ、研究者は化石の元が有
機物だと理解していませんでした。
三葉虫に関する記述や図が登場するのは、イギリスでは1698年博物館学者の手紙に書かれ
た「ヒラメ/カレイの骨格に属するもの」という記述です。この手紙に付随して描かれた
イラストが今回の画像の三葉虫と同種でした。
ウェールズで採取されたこの化石、何の予備知識もなしに見ると、どの様に目に映るでし
ょうか?現代、類似した生物は存在しないだけに、魚の骨格に見えるのも納得です。

現在の画像に代替テキストがありません。ファイル名: 202608_画像1_-scaled-e1787105467349.jpg