辺境のカンガルーの近況
丹波篠山ABCマラソン記 vol.4
10kmを難なく越え、15kmあたりでゼリーを食べはじめます。
少しずつ、楽しみを噛みしめるように。
身体的なエネルギー補給ももちろん大事なんですけど、
私みたいなアマランナーには、心のケアの方が圧倒的に大事。
あと1km走ったら、またゼリー飲もう。
さっき飲んだのも身体を巡ってるよ、いい感じ。
そんなふうにポジティブな気持ちを保つのが重要です。
しかし、それにもやはり限界があります。
20kmを越え、ついに準備していた必殺技を発動しました。
「脳内で人生を順番に振り返っていくスピーチをする」です。
いやね、そういう講演依頼みたいなのがなくもないんです。
私の人生の話聞いて何が面白いんだ?って話ですけど。
まだ正式に決まったわけじゃないけど、考えて備えておかないと。
考えだすと、1時間くらい余裕で時間が過ぎます。
幼少期の出来事を今の人生に結びつけたり、
この年齢はこれがテーマだった、なんて考えたり。
全然退屈せず、補給もたくさんいただき、ただ走る。
たいしたことない人生なんだけど、それでも、考えは巡る。
結果、気づけばもう28km。山場は超えたかな。
折り返し付近なので、対向車線?の人がたくさん。
あぁ、向かいの32km地点では猪汁食べられるのね。
さっきも食べたけど、また食べたい、早くあそこへ行こう!
…と思ってたんですが、身体がすごく重い。
ほんの数kmがすごく遠く感じる。何これ?
尿意・渇きはほとんどないし、足も攣っていない。
さすがに消耗してスピード出ないけど、足が止まるほどでもない。
でも進まない。残りの距離が全然減らない。
何なんだ、これ。どうしろっていうんだ。
なんだか自分の身体が薄くなっていったような。
30km前後で、そんな無力感に包まれてしまいました。
さぁ、次回でラスト。
4時間40分の記録、更新できるんでしょうか。













