松尾画報

辺境のカンガルーの近況

わさび探検

お寿司にわさびをつけ過ぎると、

後悔しますよね、普通。

 

いやでもね、私は、本当は後悔などしていない。

望んでつけ過ぎているわけです。

 

回転寿司やテイクアウトして食べる家のお寿司は、

いつもぎりぎりのラインを攻めてしまいます。

 

基本、多めにつけるのが好きなんですよ。

それの是非は、今は置いておくとして。

 

本当は分かっているわけですよ。

つけてるときからね、もう分かっている。

 

ぎりぎりのラインをちょっと超えてるよなって。

これだけ生きていれば、さすがに経験で分かる。

 

でも、そのラインからまださらに攻めちゃう。

超えてるのに、まだ超えようとする。

 

絶妙の超え具合を探し当てようとしている。

ちょい超え、その先のさらにちょい超えを狙ってる。

 

いやもう、絶妙とかなくて、初手から超えちゃってるんだけど。

そんなん知らん!ロマンは理屈じゃないんだよ!

 

そして、ツーゥゥゥンッ!ってなる。超え過ぎた。当たり前だ。

でも、涙をこぼしながら、また狙っていく。

 

そもそも、そんなユートピアはないんですよね。

いや、きっとある。信じろ、狙っていくんだ。

 

みたいな感じで、いつもやっちゃうんですけど。

誰にも共感されたことないです、今のところ。