松尾画報

辺境のカンガルーの近況

技術の進歩

もう15年くらい前かなって感じの話なんですが、

「こちら側のどこからでも切れます」のマジックカットが、

「どこから切っても切れない」ことがありました。

 

そう頻繁にあった感じではないんですが、

何度かは遭遇した記憶があります。

ま、これもいい笑い話になるやん、と思ったものです。

 

が、ここ数年、いやきっともう10年以上、

そんな状況になった記憶はありません。

これでもかってくらい、どこから切っても切れます。

 

確証はないんですが、あれは技術の進歩の賜物だと思ってます。

各メーカーが研究と改良を重ねてきた結果、

今のハイクオリティなマジックカットがあると思うんです。たぶん。

 

それに比べて…、それに比べてですよ…。

おい!コロコロクリーナーの点線ンンンン!!

って心の底から思うんですよ、私は。

 

コロコロに埃や毛がいっぱい付着しますよね。

点線に沿ってめくりますよね、ペリペリと。

95%くらいの確率で、途中であらぬ方向に破れますよね。

 

なんだったら、最初にひとつ下の層までつられて破れますよね。

薄さによる経済性を追求した結果なのかもしれませんが、

それよりもなによりも、点線に沿って気持ちよく破れてほしい。

 

そりゃまあね、主に100均とかで買うもんですから、

ある程度は仕方ないとは頭では分かっているんですけど。

でもやっぱ思っちゃいます。おい!点線ンン!って。

 

あれって高価なやつ買えば解消されるんでしょうか。

300円くらいなら買っちゃうかもしれない、あいつに限っては。

もう時代は令和・2020年代だってのにねぇ、ほんとに。