松尾画報

辺境のカンガルーの近況

高まる依存

さらにワイヤレスイヤフォンの話を。

 

使い始めて数週間経った今では、これなしではもうランニング無理です。

たまにイヤフォンなしで走ると耳がすっきりして気持ちいいんですが、

走ることそのものに飽きちゃうんですよね。

音楽で気を紛らわせながらいかないと。

 

が、初めてイヤフォンをつけて走った日は、

購入をそれなりに後悔しました。

買ったのは、割と安価なコード付きワイヤレスイヤフォン。

ワイヤレスなんだけど、左右はコードでつながっているタイプです。

 

わずかですが重量がありますし、走ってるうちに少々動きます。

その度に耳に触感がありますし、強めに動くとすごくストレス。

コードのプラプラがダイレクトに耳に響きますし、

うなじにかけて固定しても、すぐに落ちてプラプラしちゃう。

 

耳元で音が鳴っていること自体も、実はそれなりにストレスです。

周囲の状況に対して注意力が落ちますからね、やっぱり。

なにせスピード出して走っているわけですから、

そういう状態は好ましくないと本能的に感じるわけです。

 

全然あかんやん、まだ安物にしておいてよかった…、と初日は思ったものでした。

とはいえ3,000円したものを一回使っただけでダメとはあんまりです。

 

音量をいじってみたり、イヤピースの大きさを変えてみたり。

タオルをコードごと首に巻きつけて固定してみたり。

ランニングにふさわしいBGMはなんなのか吟味してみたり。

いろいろ試しました。全ては慣れです。慣れが一番肝心。

 

若者がみんな付けてるから、てっきり普通の感覚だと思ってましたけど、

やっぱり自分で付けてみないと分からないものですね。

「自身の体験ほど説得力のあるものはない」ですよね。

いやぁ、歳とっちゃったなぁ、て思います。

 

 

結局、コードなしのに買い換えちゃいましたけどね。

コードありのは充電できないという致命的な不具合があって、

問い合わせたところ、強制返品になったもので。

コードなしは快適すぎて、もうコードありには戻れません。