松尾画報

辺境のカンガルーの近況

飼育

ダンゴムシ収集に余念がないうちの娘、
次は蝶々を飼いたいと言い出しました。

次々に他界するダンゴムシの姿に心を傷める私に、
次は蝶々を捕まえてこいというのか。

生き物の命の大切さをとくとくと語った後、
嬉々として虫かごと虫取り網を買いに出かけました。

いやね、だって夏だもの。ずっと籠もってたもの。
虫取りも学びの一環ですしね。すぐ出かけましたよね。

虫取り網は100円ショップのクオリティに満足せず、
スポーツショップで伸縮可能な網を1,500円で買う始末。

蝶々の家づくりにも余念がありません。
虫かごに買ってきた土と花を入れ、公園の雑草も少々拝借。

そーっと近づき、花に止まったところを優しくふわっと捕獲。
羽を痛めないように迅速に虫かごの中へ。…楽しい。

半日かけて、思う存分捕まえてきました。
といっても8匹捕まえたうち、6匹は逃げたり、逃したり。

そう、蝶々はなぜか逃してあげるんです、うちの娘。
ひと通り愛でた後「狭そうだから逃そうよ」と。

その愛情をなぜダンゴムシにも注いでやれないんだ。
とは思うんですけどね。本当に、なぜだ。

しかし、久々にやるとものすごく楽しいですよね、虫取り。
終盤は娘の網を奪い、私単騎で公園中を駆け回りました。

次は水生生物だろ、と既にあれこれ調べているのは内緒です。
水草はどれにしようかな、ふふふ。…楽しい。