松尾画報

辺境のカンガルーの近況

選択肢がない

お気づきでしたでしょうか。
私、最近、配偶者のことを書くときは、
「家内」から「家人」に変えたのを。。。

どこかのコラムだかニュースで読んだ、
「夫婦の呼び方はどれがベストなのか」からの学び。
人によっては、呼ばれたくない言い方があるそうで。

「上下関係や男女差別を想起させるのはよくない」
というのが、呼ばれたくない派の主張。
「男性中心社会的な、前時代的呼称はやめよう」と。

女房、家内、嫁、奥さん、このあたりが該当。
主人、旦那、亭主、などと呼ぶのにも違和感。
おぉ、なるほど、そう言われれば確かにそうだ。

『お互いがそう思ってなければいいのでは?』
『待て待て、じゃあ会話相手の配偶者はどう呼ぶ?』
『「お客様の奥さまは〜」って仕事で普通に言う』

そんな感じでいろんな角度からの意見があって、
なかなか面白く、かつ勉強になりました。
けど、角が立たないのは「夫・妻」しか残らない気も。

でも「妻」ってなんか若々しい響きですよねぇ。。。
なんだか妙に「新婚感」があると感じるのは私だけ?
妻って呼ぶ年配の知人も、たくさんいるけども。

いろいろ考えた結果「家人」にしてみました。
ある男性作家のエッセイでも見かけたもので。
でも、これも人によってはダメなニュアンスらしく。

やっぱ「妻」しかないんでしょうか。
いっそのことワイフかな。もしくはハニーだな。
言葉って難しいですよねぇ。