松尾画報

辺境のカンガルーの近況

辛抱づよく

スープ作りが好きです、私。

それほど時間に追われることもないし、
失敗してもリカバリーが効きやすい。

カレーでもシチューでも何か適当なスープでも、
とりあえずいろんなもの放り込めますしね。

入れる食材を絞った方がテーマが決まり、
美味しいものができるのはわかってるんですが。

でもやっぱ野菜を中心に片っ端方から放りこんじゃう。
ぐつぐつすればなんとでもなるじゃない、て感じで。

時間をかけて注意深く作れば、
まあそれなりに美味しいものができる。

なにより、辛抱づよくアクをとるのって、
なんだか妙な爽快感がありませんか?

少しずつでも前に進んでいっている感じ。
手間をかけると、一応リターンがあるような気がする感じ。

本当はジャムなんかも作ってみたいんです。
延々グツグツしながら作る感じのいちごジャムとか。

寒い時期の方が美味しいんだけど、
春でも食べちゃいますよね、具沢山スープ。

幸せのひとつの象徴だとも思うんです。
心身のいろんな豊かさが詰まったスープって。

ま、スープっていうか「ごった煮」ですけどね。
ま、いいんですよ、心身に健康なんだから。