辺境のカンガルーの近況
詰めて詰めて
さらに続きでAIのお話。
前回、サザエさんの旅を解析してもらったんですけど、
その中で感じたことを少々。
ときどき、回答にしっくりこない部分がでてきます。
例えば「どう数えてるんだ?」みたいなところがちらほら。
そういう場合は、さらに詰めて聞いていきます。
「4〜6月/秋田県A紹介、7〜9月/秋田県B紹介」
この場合は2回カウント?1回カウント?
今回のカウントルールについて教えて…みたいに。
地域ごとにわけてパーセンテージを出させたり。
指定すれば、グラフ化・地図で色分けだってしてくれます。
でも、指定しないことは説明しないことも多いもので。
例えば最初は地域ごとに出してこなかったんですよね。
県ごとの回数&放送期間。回数も多い順でもなく、ただの羅列。
「地域ごとに分けて。回数も多い順に。放送期間は不要」と指示。
「中部地方は甲信越・東海・北陸で分けて。三重は近畿じゃなく東海」
「県ごとの回数に加えて、地域ごとの回数も出して」
「未訪問の都道府県名もほしい。これは名称だけでいいよ」
みたいな感じで聞いていきます。
けど、こうやってどんどん詰めていけるのって、
人間にはちょっとできなくて、AIにしかできないですもんね。
能力的にじゃなくて…感情的・倫理的にというか。
「最初っから全部きちんとまとめてから指示くれよ!二度手間!」
ってなりますもんね、人間にこんな指示出したら。
やり直し作業ばかりで効率も悪いし、
人に何か頼むときは、こちらも相応の頼み方をしないと。
作業の速さと感情のなさ。こんなこと、AIにしか頼めない。
でも、そうやって突き詰めまくってるうちに分かることもあり、
逆に「そういえば、私はサザエさんの何が知りたいんだっけ?」
となったのもまた事実。何を調べてんだ?私。仕事に戻ろう。
使い方、目的、理由、意味、手段。
使っているうちに自分の頭も少しずつ整理されていくような。
有意義に使いたいもんですね。サザエさん調べも悪くないけどね。